槌レポート 第2弾
今、大槌で最もホット?なスポットをご紹介します。
1/15に「母ちゃんハウスだぁすこ沿岸店」がオープンしました。
JAいわて花巻が運営する農産物直売所で、震災によって全壊したJAいわて花巻の大槌支店が産直を併設して、再建したものです。
「だぁすこ」という名前は、花巻出身の作家・宮沢賢治が童話や詩の中で、伝統芸能「鬼剣舞」のお囃子の太鼓の音を擬音化して「ダースコ」と表現したことが由来だそうです。
お店の中には、大槌でとれた野菜を中心に、団子やお惣菜、水産加工品などが並んでいます。
レストランも併設されており、先週さっそくスタッフ皆でお昼を食べに行ってきました!
メニューはうどんやラーメンを中心に、日替わりの定食やどんぶりもあります。
この日の日替わり定食は、「ひっつみ」。
ひっつみとは岩手郷土料理で、小麦粉を練って固めたものをひっつまんで(平たい団子状にして)鍋に投げ入れることから、名前がついたそう。
岩手の北上盆地を中心とした地域でよく食べられているようで、大槌でも定番の家庭料理です。
(刺し子さんからもよく差し入れで届きます!)
野菜と豚バラがたっぷり入っており、だしがよく効いて美味しかったです。
ついでに、家で作るときは鶏肉を使うほうが定番だそう。
小鉢も好きなものが一つ選べ、大満足のボリュームでした。
そして、レストランの椅子の背もたれが大槌の魚「鮭」の形をしている!
しかもしっかり南部の鼻曲り鮭!!
余談ですが、南部の鼻曲り鮭は岩手でとれるシロザケのことで、産卵が近づくと大きく曲がる鼻が特徴の鮭なんだとか。
大槌にいると何気なく目にするものですが、改めていろいろ由来を調べてみると、面白いですね。
そんな、大槌らしさ満載の「だぁすこ」でした!