もうすっかり春。
大槌もまだまだ朝晩は冷え込みますが、少しづつ暖かさが増してきました。
この時期の味覚といえば『ばっけ』!!
『ばっけ』って何のことかわかりますか?
刺し子さんやご近所さんが、「ばっけを食べた!」「ばっけをとってきた」というから、何のことだろう??と思っていたのですが・・・
フキノトウのことだったんです!!
「ばっけ」とはアイヌ語が語源だそうで、秋田を中心に東北ではフキノトウのことをこう呼ぶそう。
先日、刺し子さんたちとお出かけをしたときも、天気がいいからと立ち寄った高台で、たくさんの「ばっけ」を見つけました。
たまに見かける小さいものより、少し成長していたのですが、これくらいでも苦みが減って美味しくいただけるそうです。
(小さい新芽しか食べられないと思ってました・・・)
ということで、コンビニの袋いっぱいに摘んで、お土産に持って帰りました!
「こんなにたくさんの『ばっけ』が収穫できるなんて」と、まさに、春のちょっとしたピクニック気分でいたのですが、翌日「その辺でいくらでも採れるわよ!」といわれて、びっくり。
よくフキノトウは春の訪れを告げるといわれますが、こういうことだったんですね。豊かな土地です。
食べ方の定番は『ばっけ味噌』。
【写真参照】http://cookpad.com/recipe/3773851
味噌に砂糖やみりんを入れ、ばっけをすりつぶして混ぜます。
ごはんやお豆腐にのせて食べるのだとか。
甘めの味付けの味噌の後に、ばっけの苦みや新芽の香りが広がってまさに「春の味」でした。
もう、東京はすっかり暖かく、フキノトウの時期は終わってしまったと思いますが…
ぜひ、来年の夏は「ばっけ味噌」味わってみてください!